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シリーズ『新しい日本の語り』

 [編]日本民話の会

[定価]本体1,800円+税

[体裁]四六判平均200ページ、DVD付き

 *各巻共通

第II期完結

 以下続刊予定 

 

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生きるための知恵がいっぱいに詰まったゆたかな語りの世界へ…

【本シリーズの特徴】 

1.実績のある語り部たちが一堂に会した画期的シリーズ。

2.古い伝承や昔話だけでなく、現代民話や災害伝承など、

 今伝えたい多様な語りを収録。

3.本とDVDにより、語りの達人たちの技(ワザ)を、

 読んで、見て、聴いて、三様に楽しみながら、吸収できる。

4.要所要所にコラムを配し、子どもからお年寄りまで、

 誰にでもわかりやすく編集。

5.巻末に「語りの学校」を連載。やさしく語りの肝(キモ)を学べる。

 

▶『新しい日本の語り』第2期全5巻▶『子どもの本棚』2014年9月号でご紹介いただきました

▶『新しい日本の語り第9巻 渡部豊子の語り』▶『山形新聞』2014年6月29日付地域面でご紹介いただきました。

▶『東京新聞』2014年5月11日付読書面でご紹介いただきました。

▶『図書新聞』2013年12月14日号に書評が掲載されました。(評者:永池健二氏) 詳細…

▶『朝日新聞』2013年5月26日付読書面に掲載されました。

▶『読売新聞』2013年5月19日付読書面に掲載されました。

【新しい日本の語り 第I期・全5巻】 

第I期全5巻セット 

ケース入り、セット定価 本体9,000円+税

ISBN978-4-903487-70-0

20134月発売

 

 

1   矢部敦子の語り 20129発売

ISBN978-4-903487-59-5  

紀州広村の津波伝承「稲むらの火」など、生活の知恵や人生の教えが詰まった、やわらかな和歌山ことばによる全49話。詳細…

2   立石憲利の語り ▶201210発売 

ISBN978-4-903487-60-1

怠け者の桃太郎がドングリや蜂、糞、臼、縄に助けてもらう「桃太郎」他、語りの伝道師〈立石おじさん〉採録の岡山の52話。詳細…

3   おかつ新三郎ふたり語り ▶20132発売 

ISBN978-4-903487-61-8  

各地で民話の採訪と語りの旅をしている名コンビ。船橋や浦安、旅先で聞いた昔話、江戸ことばの語りなど全61話。詳細…

4   藤田浩子の語り ▶2013年4発売 

ISBN978-4-903487-62-5  

多彩な手遊びを交えた、福島弁の温かな語り。日本の原風景を語り、米国でも魅了した〈おはなしおばさん〉の44話。詳細…

5   藤原ツヂ子の語り ▶20134発売 

ISBN978-4-903487-63-2  

山深い東京・檜原村で、卒寿を超えてなお元気に語り続けるツヂ子さんの、人生経験に裏打ちされた滋味あふれる35話。詳細…

新しい日本の語り 第II期・全5巻

 

第II期全5巻セット 

ケース入り、セット定価 本体9,000円+税

ISBN978-4-903487-78-6

▶2014年4月14日発売

 

第6巻 大平悦子の遠野ものがたり ▶2014年2月発売

ISBN978-4-903487-73-1 

岩手県遠野出身の語り部が遠野で見聞きした体験談や昔語り、災害伝承、『遠野物語』などを、味わい深い遠野ことばで。詳細…

巻 山本倶子の語り ▶2014年3月発売

ISBN978-4-903487-74-8

栃木県足利で語りの会を立ち上げ、図書館や学校、福祉施設などへのお話の出前をつづける語り手による、足利などの民話。詳細…

巻 持谷靖子の語り ▶2014年4月2日発売

ISBN978-4-903487-75-5

群馬県みなかみで民話採集を始め、30年間宿泊客に毎夜語り続ける名物女将。〈語りの達人〉の名調子を。詳細…

 9巻 渡部豊子の語り ▶2014年4月2日発売

ISBN978-4-903487-76-2

「むが〜す、むがす、あったけど」で始まる、山形県新庄の昔話を全国各地で語り続ける、山形屈指の語り部の昔語り。詳細…

10巻 むぬがたいの会の語り ▶2014年4月12日発売

ISBN978-4-903487-77-9

沖縄の豊かな語りとシマクトゥバ(島ことば)を次代に受け継ぐ語り手集団が記録した物語。詳細…

新しい語り手のために

 

 わたしたち日本民話の会は、1960年代の後半から、日本各地の伝承の語り手を訪ね、昔ながらの民話や現代民話に聴き耳を立ててきました。

 伝承の語りの中には、生きていくためのさまざまな知恵が秘められており、人びとの心の滋養にもなってきました。ところが、語り手の世代交代、家族構成や生活様式の変化などによって、そうした大切なものも、語りの場とともに失われてしまいました。

 このような状況を憂い、わたしたちは20年ほど前から、「だれでも語り手」というゆるやかな形で「語りの勉強会」をはじめました。新しい語り手の姿を模索するこうした勉強会を通じて、〈自分の言葉で語る〉新しい語り手たちが次々に誕生しました。

 「新しい語り」シリーズの語り手たちは、伝承の語りを新しい形で語るだけでなく、現代民話や生活体験も語っています。また、負の遺産ともいえる戦争・被爆体験、災害伝承なども語っています。どの語り手も聴き手といっしょになって語りの場を作り上げてきた語り手ばかりです。

 まずは、語りに聴き耳を立てましょう。つぎにこのシリーズを読んで、自分の好きな話を見つけましょう。そして、自分の言葉で語ってみましょう。本シリーズが、みなさまの語りの手助けになることを願っています。

 

 編集委員:小澤清子 北村規子 高津美保子 樋口 淳 望月新三郎 米屋陽一  (五十音順)