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花たちのおしゃべり—「おばあさまの物語」より

【著】ジョルジュ・サンド

【訳】樋口仁枝

【挿画】蒔悦子

 

四六変形判155ページ+カラー4ページ

定価=本体1,400+税

2008年2月発売

ISBN 978-4-903487-17-5

 

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自然界と人間界のあわいで紡がれた物語

郷里の小さな村ノアンをこよなく愛し、晩年を過ごしたサンドが、愛する孫に贈った物語の数々。そこは自然界の生き物と人が共生する不思議な世界…。自然の神秘と恵みを畏敬したナチュラリストとしての一面を見る、珠玉の童話集。

 

稲本 正氏(オークヴィレッジ代表、工芸家・作家)

 ショパンに、名曲を書かせたジョルジュ・サンドの魅力とは何か? 彼女の童話の数々は、その源泉が自然との心温まる交流であることを示してくれる。なかでも「エミとナラの木」は、環境教育読本の傑作といえるだろう。

 

✦花たちのおしゃべり

✦エミとナラの木

✦ギョロ目の妖精

✦犬ルシアンさんのおはなし

✦風ほこりの妖精

 

【著者】ジョルジュ・サンド(George Sand・18041876

パリで軍人貴族と庶民の娘の間に生まれ、中部フランスの田園地帯ノアンで父方の祖母のもとで育つ。『アンディアナ』で文壇に登場し、『魔の沼』『愛の妖精』をはじめ、小説・戯曲等100篇以上の作品を残した。男装を好んだことや、ショパン、リスト、ミュッセらとの恋愛関係でも知られる。後年政治活動に身を投じ、女性の権利運動を主導したが、晩年はノアンで穏やかな日々を送った。


【訳者】樋口仁枝(ひぐち・ひとえ)

フランス語圏の民話・童話の翻訳、研究にたずさわる。主な著訳書に『フランス民話の世界』(共編訳、白水社)、『ジョルジュ・サンドへの旅』(いなほ書房)、絵本『ねむれるもりのびじょ』(世界文化社)など。