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図説・大西洋の歴史ー世界史を動かした海の物語

[著]マーティン・W・サンドラー

[訳]日暮雅通

[定価]本体6,000円+税

[体裁]A5判・カラー口絵36ページ+本文520ページ・

          収録図版490点

[ISBN]978-4-903487-94-6

 2014年10月発売

  ✣日本図書館協会選定図書

世界をつなぐ水路になるまで、数千年間の大航海への誘い

 ヨーロッパ大陸にアフリカ大陸、南北アメリカ大陸に囲まれた広大な海洋。神話の時代から、“暗黒の海”と呼ばれた数百年、アイルランドの航海者やヴァイキングによる初期の接触、大航海時代の冒険者や海賊に奴隷商人による四大陸を股にかけた大胆な往来、どんな犠牲を払ってでも自由を、そして地平をひろげようと決意した移民たちの大きな流れ、アメリカ独立革命とフランス革命の成功による啓蒙思想の世界への伝播、産業革命を起点とした経済・文化のグローバル化まで—

長きにわたって恐れられた太洋、長きにわたって人類を分断していた海が、やがて世界の大動脈となり、四大陸をつなぐ水路となるまでの数千年の歴史を、数百点の図版とともに語った、冒険と発見の書。

 

アメリカが永遠にイギリスの支配下にあるのなら、神は両国の間に大西洋をおつくりになるはずがない」—トマス・ペイン『コモン・センス』(1776年)

 

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▶▶▶2015年4月18日付『図書新聞』に書評が掲載されました。(評者:川成洋氏)

▶▶2015年2月1日付『朝日新聞』読書面に書評が掲載されました。(評者:水野和夫氏) 

1.大西洋―暗黒の海 

2.探検と新大陸発見―ヨーロッパ人と新大陸の出会い 

3.新世界がもたらした衝撃

  ―ぶつかりあうヨーロッパ文化とアメリカ先住民文化 

4.植民地―新世界への移住

5.奴隷制度―残酷な囚われの身

6.アメリカ独立革命―大西洋を挟んだ宗主国との関係を断ち切る

7.アメリカ独立革命が与えた影響―政治体制の新しい規範として 

8.産業革命―機械化と大西洋世界

9.新たな船、新たな通商―大西洋交易の新時代 

10.押し寄せる移民の波―文化の歴史的転移

11.ゆるぎなき大西洋世界―20世紀および21世紀

 

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【著者】

マーティン・W・サンドラー(Martin W. Sandler)

アメリカ史の専門家。“The Letters of John F. Kennedy”、“Lost to Time: Unforgettable Stories That History Forgot”など60冊以上のノンフィクション書を執筆、うち2冊がピューリッツァー賞にノミネートされた。マサチューセッツ大学で教鞭を執る一方、若い人向けの本も書いており、“The Story of American Photography: An Illustrated History for Young People”はボストングローブ・ホーンブック賞の次点となった。米議会図書館の若者向けアメリカ史シリーズでは6冊を執筆し、50万部を売り上げた。

 

【訳者】

日暮雅通(ひぐらし・まさみち)

英米文芸・ノンフィクション翻訳家。訳書にベントリー『ビジュアル版数の宇宙』、アダム・ハート=デイヴィス『時間の図鑑』(以上小社)、クーパー&ヘンベスト『ビジュアル版天文学の歴史』(東洋書林)、ハート=デイヴィス『サイエンス大図鑑』(河出書房新社)、アーサー『テクノロジーとイノベーション』(みすず書房)など多数。