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ノーマン・ボーローグ—「緑の革命」を起した不屈の農学者

【著】レオン・ヘッサー 

【監訳】岩永勝

 

定価=本体2,000円+税

四六判280ページ 

20099月発売

ISBN 978-4-903487-30-4

 

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ノーベル賞を受賞した、一農学者のフィールド・オブ・ドリームス

世界の農業生産は、急増する人口の伸びに追いつけるのか? 〈奇跡の小麦〉を武器にした〈緑の革命〉により、飢餓に苦しむ数億人の人々を救い、ノーベル平和賞を受賞した農学者の生涯。

 

▶▶▶日本経済新聞(2009.11.8:最相葉月氏評)、日本農業新聞(2009.9.21)、岩手日報(2009.10.1)、農業協同組合新聞(2010.1.19)に書評が掲載されました。

著者序文 /友人たちへ

1章 アイオワの農場育ちの少年 

2章 ミネソタ大学の新進科学者

3章 ロックフェラー財団からの挑戦

4章 ボーローグ、画期的な小麦育種プログラムをつくる

5章 ロックフェラー財団のメキシコ・プログラムは海外へ 

6章 インドの食糧危機を回避 

7章 緑の革命の父 

8章 孤独と闘うマーガレット 

9章 研究と研修の世界的ネットワークが誕生

10章 ノーベル平和賞 

11章 世界食糧賞の設立 

12章 中国でのボーローグ 

13章 ボーローグとジミー・カーター、アフリカ援助に立ち上がる

14章 100億人に食糧を

15章 特別招聘教授 

16章 ボーローグの遺産 

17章 謙虚な「飢餓と闘う英雄」の思い出 

エピローグ 

謝辞 

付録A ノーマン・アーネスト・ボーローグの先祖たち

付録B ノーマン・ボーローグ受賞一覧 

注/監訳者あとがき 

【著者】レオン・ヘッサー (Leon Hesser)

外務省職員としてパキスタンで米国技術支援プログラムを率い、ボーローグ博士を支援。15の国際的農業研究センターを設立し、外務省退職後はアフリカ、アジアなど20ヵ国で食糧生産のコンサルタントとして活動する。

 

【監訳者】岩永勝(いわなが・まさる)

独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構作物研究所所長。2006年「日本農学賞」を受賞。