刊行案内人文(歴史・民俗・宗教・思想)>『建国の父 ジョージ・ワシントン(上)』(アメリカ人の物語4)

アメリカ人の物語4 建国の父 ジョージ・ワシントン(上)

[著]西川秀和

[体裁]四六判・490ページ

[定価]本体2,800円+税

[ISBN]978-4-86582-023-2

2019年8月22日発売予定

 

憲法制定会議、開催。

フィラデルフィアでの一夏が世界を変えたーー

1787年夏、憲法制定会議に集った各邦代表たちによって白熱の議論が戦わされ、ようやくにして国家の礎が築かれる。そして新たな憲法のもと、ワシントンは初代大統領に就任する。

ーー立憲主義、厳格な三権分立を掲げた、合衆国憲法の検討過程を、200頁にわたり詳述! 

議論された主なテーマはこちら...

 

第1章 西方のキンキナートゥス

物語の舞台/篤農家/訪問客/残照/回想/運河熱/奴隷解放運動の高まり/憂国の情

 

第2章 暗雲と光明

物語の舞台/アナポリス会議/シェイズの反乱/躊躇と期待/確執

 

第3章 憲法制定会議

物語の舞台/憲法制定会議代表一覧/開かれた扉/ヴァージニア案/ニュー・ジャージー案/深まる亀裂/大いなる妥協/新たな段階/間奏/詳細検討委員会の報告/文体調整委員会の草案/昇る太陽/世界を変えた制度/叡智の中枢/連邦という殿堂  ※会議の主要なテーマはこちら...

 

第4章 政権発足

物語の舞台/天上の威命/月桂冠/宣誓式/就任演説/大統領夫人/重篤/人跡未踏の地/ワシントンという名の少年/各省の創設/閣僚制度/大統領と議会/東部巡行/権利章典/司法府の発足/危機の予感/特殊な制度

 あとがき

 

アメリカ史の伝道師が語りつくす!

史実にもとづいた大河歴史小説「アメリカ人の物語」

コラムはこちら…

シリーズ各巻】

第Ⅰ期 建国期の躍動 

第1巻『青年将校 ジョージ・ワシントン』既刊)

なぜアメリカ人はイギリスから独立しようと考えか。野心溢れる青年期のワシントンの人生を追いながら独立戦争の勃発までの動乱を描く。

第2巻『革命の剣 ジョージ・ワシントン』(上(既刊)

圧倒的に戦力で劣るアメリカはいかにして超大国イギリスに対抗したのか。大軍総司令官に就任したワシントンを中心に独立戦争が繰り広げられる。

第3巻『革命の剣 ジョージ・ワシントン』(下)(既刊)

大陸軍の苦難と最後の勝利、そして、新国家の成立までを描く。戦後、アメリカはどのような危機に晒されたのか。

第4巻『建国の父 ジョージ・ワシントン』(上)(2019年8月22日予定)

アメリカの未来を切り開くために憲法制定会議が開催される。アメリカ人はどのような想いで憲法を作ったのか。そして、新たな憲法の下、ワシントンは初代大統領に就任する。

第5巻『建国の父 ジョージ・ワシントン』(下)(未刊)

党派対立が激化する中、ワシントンは国家の分裂を避けるために続投を決意する。任期を無事に終えたワシントンは、時代を超越する理念を国民に提示して一介の市民に戻る。

 

第Ⅱ期 大陸国家への道程 

1812年戦争や米墨戦争、奴隷制をめぐる南北の対立など内憂外患をへてアメリカは西方への拡大を加速させる。それはまさにアメリカが北アメリカ大陸全土を覆うこっかになろうとする挑戦であった。

第6巻『革命のペン トマス・ジェファソン』
第7巻『民主主義の哲学者 トマス・ジェファソン』
第8巻『ニュー・オーリンズの英雄 アンドリュー・ジャクソン』
第9巻『演壇のナポレオン ジェームズ・ポーク』

 

第Ⅲ期 南北戦争の動乱

奴隷制をめぐる南北の対立はついに南部諸州の脱退という最悪の事態を迎える。多くの人びとの運命が南北戦争の惨禍に呑み込まれるなか、リンカンは完全とアメリカ史上最大の試練に立ち向かう。

第10巻『民衆の人 エイブラハム・リンカン』
第11巻『スプリングフィールドの賢者 エイブラハム・リンカン』
第12巻『偉大なる解放者 エイブラハム・リンカン(上)』
第13巻『偉大なる解放者 エイブラハム・リンカン(下)』

 あなたにアメリカ史を一緒に楽しんで欲しい。アメリカ史の面白さを知ってもらいたい。そう思って私は人間中心のアメリカ史を書いている。人間が最も興味を持つのは人間だからである。
 アメリカ史を知れば知るほど、ああ、こんな面白い人物がいたんだなと新しい学びがある。ああ、こんな凄いことがあったんだなと新しい発見がある。新しい学びや発見に触れた時、あなたは心躍らないだろうか。アメリカ史をあなたに伝えたいという気持ちでは私は誰にも負けない。歴史の女神はそれほど、魅力的である。
 私が読者に約束することは二つある。このシリーズがかつてない壮大なアメリカ史の世界になることだ。そして、わくわくする気持ちを忘れずに書き続けることだ。
 最初、扉を開くには勇気がいるかもしれない。扉が重くてなかなか開かないかもしれない。しかし、いったん扉を開けばどうか。その先には新しい世界が広がっている。知の大冒険が待っている。

西川秀和(にしかわ・ひでかず)
歴史の面白さを伝えることを使命と考える、「アメリカ史の伝道師」。現在、大阪大学外国語学部非常勤講師。ジョージ・ワシントンと合衆国憲法の父ジェームズ・マディソンについて国内第一人者。ジョージ・ワシントンに傾倒し、同じ体格(身長183cm・体重79kg)になるべくトレーニングに励む。著書に『ジョージ・ワシントン伝記事典』(大学教育出版、2012年)、『ジョン・アダムス伝記事典』(同、2013年)、『トマス・ジェファソン伝記事典』(同、2014年)など。

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